January 19, 2010

1月19日:買った

『けいおん!』ブルーレイ第7巻を買った。本当は最終巻と呼ぶはずだったのだが、どうやら続くらしい。続いてくれるらしい、と言えるほどにはまだ素直に喜べないというのが端的な気持ち。

しかし、とりあえずは14話だ。でも、試験期間真っただ中で忙殺されているので、しばらくは落ち着いて観られそうにない。おお、大学生らしい。

January 15, 2010

1月15日:「ひだまりスケッチ×☆☆☆」第2話 その2

もう!宮子め!この!この!宮子のオンナノコめ!宮子が「はい!」って言うだけで、地平線の向こうまで一面の黄金色の田んぼにさああっと風が吹き抜けるんだよコンチクショー!

で!

みんな!ヒロさんに「どうして絵を描いてるんですか?」ってしつこく問い詰めちゃ駄目だよ!絶対駄目だからね!なずなの質問にヒロさんが一生懸命に別の話題にしようとしてるなんて!そんなことあるわけない!それにしてもパーティーのヒロさんはテンション高いな!ヒロさん良かったね!みんな喜んでくれたね!

あと!

もう!やっぱり宮子め!全編に渡って宮子だな!宮子はつねに素っ裸!どこにもいかないでよ宮子!宮子に向けられる、ヒロさんの狂おしいほどの嫉妬を拾い集めてブーケを作りたい!

……おおよそ、こういうテンションで観ている。

January 14, 2010

1月14日:「ひだまりスケッチ×☆☆☆」第2話 その1

ヒロさんが取り出した財布からポイントカードやクーポンが大量にこぼれ落ちたシーンで、思いがけずに涙がこぼれそうになってしまったのだった。

あの財布から落ちた色とりどりのポイントカードたちは、ヒロさんが今まであの町で暮らしてきたんだという事実を、これ以上もないほどヒロさんらしく、表してくれているから。あの、さまざまなお店のカードで分厚く膨れ上がった財布を見て、やまぶき高校がある、ひだまり荘があるあの町で、ヒロさんが確かに日々を重ねてきたんだなと感じることができて、少し酔っぱらったような気分になった。下手に回想を挿入されて過去をこじ開けられるよりも、余程いい。

でも、それだけじゃさすがに泣かない。

丁度その日の夕方、俺は地元のショッピングセンターの飲食店街、いやもっと気軽に食べられるファーストフードが集まっている、フードコートと言った方がいいのだろうか、そこを通りかかった。小さい頃はよく親の買い物にもついて行ったので、そこで甘い物を食べさせてもらった。アイスクリームとか、クレープとか、クリームソーダとか、本当に何処にでもあるようなくつろぎのひと時。その中にイタリアンジェラードを売っている店があった。

僕はそれまで子供心に、この街は前に住んでいた街よりも田舎だなと思っていた。都落ちしたような気、というと言いすぎかもしれないけど、家からそごうまで行くのに遠くなったことは確かだ。でも、この街にはイタリアンジェラード屋さんがある。前にいた街にはなかった。そごうにだってなかった。この一点において俺は、この街を誇らしい思ったのだ。ここはすごい!なんてったってイタリアンジェラードがあるんだぞ!という気持ちになったのだ。子供だからアイスクリームくらいしか判断基準がない。

久しぶりに食べてみようかという気になった。もう何年食べていないだろう。ちょうど中学生の女の子二人組が、ガラスケース越しに注文をしていた。なんとも楽しそうに注文をするね、君たちは。新しいポイントカードをもらって、商品も受け取って、彼女たちは脇にあるベンチに腰掛けて、それを口に含み始めた。たぶん。俺はその時にはもう、どのジェラードにするか、ガラスケースの中に目を奪われていたので、よく見ていない。食いしん坊なので、本当に目を奪われている。わくわくしている。

メニューが変わったのかどうかは分からないが、自分が小さい頃、どのメニューを注文していたのか、思い出せなかった。前の街にいたとき、もっと小さい頃に、あのパン屋さんでどのパンをいつも選んでいたかは思い出せるんだけど。結局、イタリアンバニラとかいう、何をもってイタリアンなのかはよく分からないが、とにかくイタリア風のバニラ味を注文した。

ポイントカードをくれなかったのである。

会計のときに。あの女の子たちにはあげてたのに。一番シンプルな形での会計、お金をお店の人に渡すと代わりに商品を受け取れるという、ただそれだけの会計を済ませた。

僕はもうすぐこの街から居なくなる。別に普段は、そんなことくらいでいちいち文句を言うようじゃないし、むしろポイントカードなんて貰うのは面倒くさいと思うほうだ。けれど、この店はそういう思い出、思い出というほどでもないのだけど、そういった心のつっかかりの一つになっている店だったものだから、もうあんたはここに居なくてもいいよと言われてしまったようで、少し寂しかったのだ。

ヒロさんは、またそのお店で買い物をするって思ってるからお財布の中に入れているんでしょう? ヒロさんの財布のポイントカードは、これまでのヒロさんの日常の積み重ねでもあるし、これからのヒロさんの積み重ねでもある。

もしポイントカードが貰えなかったら、ヒロさんはきっと沙英さんにそのことを愚痴るのだろう。だから俺も愚痴った。

January 9, 2010

1月9日:「とある科学の超電磁砲」第14話

「とある科学の超電磁砲」は、最後まで佐天さんのための物語でないことによって、佐天さんの物語になるのか。

January 7, 2010

1月7日:「ひだまりスケッチ×☆☆☆」第1話

夢のようにフツーである。ゆのっちはいつもどおり頬を赤らめ目を丸くし、宮子はいつもどおり太陽の匂いを裸足で振りまき、ヒロさんはいつもどおり傍らで待っていて、沙英さんはいつもどおり水面のごとくさわさわしている。ひだまり荘はぜんぶいつもどおり。

……あれ、このぽやぽやした子とアヒルみたいな子、見かけない顔だな。しかしゆのっちがすっぽんぽんだから、それでもういいのです。ヒロさんが朝に弱いから、それでもういいのです。

December 18, 2009

12月18日:形式

坂東江利子「極道一家とピンクのりぼん」を読んだ。面白い。坂東江利子って、「誰かがいる」などに代表されるようにホラーを描いていた人という印象が強いけど、こういうハチャメチャでコミカルな作品もいいなあ。そして、そのハチャメチャっぷりを見事に支えている勢い、腕力の強さ。それでいて、めっちゃくちゃ少女マンガらしい、しっかりとしたこの絵柄でこの内容というのがすごい。

坂東江利子を読んでいて、あーみんを思い出した。「とらドラ」ではない。岡田あーみん。もちろん、坂東さんよりあーみんの方が後から出てきた人だけれど。

今まで、俺の中では「岡田あーみん」という個性は圧倒的であって、あーみんのルーツというか、どういう人に影響を受けているかなんてことはあまり考えなかったけれど、もしかしたら坂東江利子の流れなのかなと思った。

少なくとも、あーみんは坂東江利子みたいなことをやりたかったんじゃないか。この作品の中の、敵方の組長の部屋に忍び込んで、バレないように目玉飛び出しながら悶え転がりながら隠れまくるシーンなんて、「お父さんは心配症」の、北野がパピィから逃げ延びるためにデパートの家具売場に逃げ込むシーンを思い出さずにいられない。

それでいて、「極道一家とピンクのりぼん」は最後にはきちんとロマンスをやって締めるという。最後には真ん中に戻ってくる。つまり、形式がある。

あーみんはそういう形式に憧れというか、形式の中で描きたいと思っていたんじゃないか。でも、周囲も読者も「岡田あーみん」に対してそれを許してくれない状況だったのかもしれない。それじゃなかったら、「ルナティック雑技団」なんて描かないと思う。で、自分なりにそれを描いてみて、清々しちゃったのかもしれない。すべて想像だけど。

それにしても、坂東江利子のこの、色気のかけらもないギャグシーンと、色気をむんむんに帯びたラブシーンの温度差。風邪ひきそう。

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「とらドラ!」DVD第4巻が手に入ったので、やっと8話が観られる。明日の夜にでも観るか。

December 17, 2009

12月17日:パラレルパラレル

帰り道、書店で少女マンガ誌の一角を覗いた。冬の『りぼんスペシャル』増刊がいつの間にか出てたので、パラパラめくってみたら、巻頭カラーが例の「姫ちゃんのリボン」のリメイク作品で、水沢めぐみも同じ雑誌で別の読みきりを描いていた。なんか、すごいな。どういう気持ちなんだろう。

水沢めぐみの読みきり、扉絵をめくってみたら1コマ目が「きゃー わたし○○くんの第二ボタン予約しちゃったー」みたいなセリフだった。これも、すごい。

もうすぐ2009年も終わる。パラレルパラレル時間よ止まれ。いや、そんな使い方はない。

December 16, 2009

12月16日:王国

仕事で秋葉原を通りかかると、ゲーマーズ新館のために建てられて早々にゲーマーズが撤退した角っこのビルに富士そばが入っていた。先週の木曜日にやはり仕事で行った時は、まだ富士そばが出来る兆しなんて全然なかったのに。

ついに富士そばが秋葉原中央通り沿いに進出!今までも昭和通りの書泉ブックタワー近くにはあったけど、中央通りは小諸そば王国だったからな。もう小諸そばの思うようにはさせない。富士そばのメニューにはおひたしだってあるんだ。俺は富士そばの肩を持つ。・・・ただなんていうか、でじことかGAのグッズを売っていたのと同じ場所でそばを食うっていうのは、なんていうか。

あと、ついでにメモっておくと、ゲーマーズ本店正面の巨大広告は先々週あたりから「ひだまりスケッチ×☆☆☆」。年明けが待ち遠しい。

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川原由美子「ペーパームーンにおやすみ」を読み返す。

December 15, 2009

12月15日:ずっしり

今日、一年で一番の大きな仕事を終えた彼は、本当にすがすがしい表情をしていた。人は、オーラというと安直かもしれないが、周りに何か発散しているものがある。今日一日彼を見ていて、肩の荷が下りると人はこんなにも発散物の色が変わるものだろうかと思った。

今日の仕事を終えるまで、ここ最近の彼は本当にピリピリしていた。触ると指が切れてしまうどころか、触れることさえ一切許さないような感じだった。アドバイスというほどのものじゃないが、俺が言うちょっとしたひと言にも耳を貸してくれない感じだった。いや、それでいいんだけれど。そのくらいでないと、自分が保たないから。

大仕事を終えたあとの彼は、以前の彼に戻っていた。あんなに人なつっこい表情の声で話しかけてくる彼は、久しぶりだった。いい奴なんだよ。今日まで、俺と君との間はギクシャクとした、気まずいものが流れていたから、もしかしたらずっとこのままかもしれないとさえ少し思っていた。実際、あの人とはそのまま疎遠になってしまったし。でも勝手ながら、君の気持ちは少しだけでもくみ取れるつもりだ。俺も以前、君がついているその席に座っていたから。

水割りを注いだコップが空になった。彼が席についている向こうのテーブルは疲れをもろともせず、ますます盛り上がっている。俺はというと、自分の仕事に疲れ果てていたので、周りに気の利いたひと言も言えないくらい無口になっていた。俺がいた場所に君がいて、周りから祝福の言葉を浴びて。今日のことは、俺も本当に心から喜んでいる。その素直な気持ちを君に伝えた。でもやっぱり、今の君が少し羨ましい。

まだ宴も中盤というところで、席を立つには早かったが、終電があるからと半分本当の理由を告げて、早々とその場所を去った。こういうとき、終電が早いと気が楽だな。だって本当に帰らなきゃいけないから。

倦怠感がずっしり詰まった足を引きずって帰った。

December 14, 2009

12月14日:どうしてそんなことするの

(とある科学の超電磁砲11話ネタバレあり)

たぶん2日後くらいに見たらすでに恥ずかしい文章になってそうだけど、この件については一応書いておかないと気持ちに整理がつかなそうなので。

兎にも角にも、どうしてそんなことするの?というのが第一。いきなり 感情だけを吐露されても訳が分からないだろうから端的に書くと、「とある科学の超電磁砲」11話について理不尽と感じていることがある。

シリーズ序盤から今回に至るまで続いてきた、学園都市にいる個々人に備わっているという「能力」と、それを増幅させる効果を持つ「レベルアッパー」をめぐる展開。第11話は物語も核心に近づいてきて、いよいよ木山先生が「レベルアッパー」を作成した動機が明らかになる回想シーンになった。

その中でもとりわけ重要な位置を占めている、カチューシャをしておでこを出した女の子の声に、「けいおん」りっちゃん役の佐藤聡美さんを使っているのだ。これに対して俺は、それはちょっとあんまりなんじゃないかと思っている。おそらく、りっちゃんに特別な思い入れを持っていない人以外は、別段これといって思うところもないだろう。

この話題においては、りっちゃんが好きな自分と、レールガンを楽しみに視聴していた自分を分けて考えなきゃいけないだろう。俺は、りっちゃんをパロられたことが嫌なんじゃない。いえ、厳密に言えば嫌かもしれないけど、それはまたこの話題とは違う次元の話。

しかし、声が大きくならざるを得ないのは、どうして物語において重要な位置にあるキャラクターにおいて、わざわざ他作品に登場するキャラクターと視聴者の視点がダブるようなキャスティングをしなきゃいけなかったんだということ。これは本当に納得ができない。

顛末まで紹介しておくと、そのおでこの子は学園都市の人体実験の犠牲となった。木山先生の回想は、実験室に残された、血まみれになったあの子のカチューシャで終わる。俺はもう、泡を吹きそうだったよ。いま引力は俺を捕まえてくれてないんじゃないかってくらいの呆然状態。

ちなみに、「おでこの子は原作にも登場している」という情報をついったー上で頂いた。とても有難いです、感謝しています。しかし俺にとってそれは当然というか、もしあのおでこの子がアニメのオリジナルデザインだったら、それはもう作り手側の悪意が濃すぎて、ゲラゲラ笑いながら花とか摘み始めるよ。

だって、良くも悪くも今年一番の注目作「けいおん」の4人のメインキャラクターのうちの1人だよ。しかもあのキャラクターの容姿で、「たまたま当てたのが佐藤聡美さんでした」なんて言い訳が通用するわけがない。なんのためにそんなお遊びをしたのか分からないけど、それはもう確信犯的にキャスティングしているに決まっているし、そう思われてもしょうがない。百歩譲って、「おでこを出してる元気な女の子は佐藤さんしかやれませんよ!」という趣向で起用したと、最大限に好意的に解釈しても無神経すぎる。あの容姿に佐藤聡美さんの声だったら、視聴者の中でもかなり多くの人がパロっていることに気づくわけで、それはあの大事な回想シーンを視聴者に見せる上でノイズにしかなっていないと思う。

俺は煮え湯を二杯飲まされた。

一杯目は、毎週「レールガン」を楽しみにしていた視聴者として、いよいよ大事な場面に差し掛かったぞというところで、作品世界とは全く関係のない場外から石を投げつけられたという点。

二杯目は、世界で一番りっちゃんのことが好きな者として、寄りによって自分が楽しみにしていたアニメの作中で、大事なキャラクターがパロディ化されてるんだかなんだかよく分からない状況を見せられ、挙げ句の果てに血塗れのカチューシャまで見せつけられたという点。

先に言ってしまうと、二杯目に関しては別にどうでもいいやって感じ。どんな出来事があっても、世界が終わっても、俺のりっちゃんへの気持ちには徹頭徹尾、これっぽっちも作用しないから。ただただ、胸くそ悪いものを見せられた。ただただ、それだけ。内臓を直接触られるような、本当に不快で、気持ちが悪い思いをさせられた。ただ、それだけ。

でも、「レールガン」視聴者としての俺はどうなる。あんな大事なところで、なんのためにやったんだか土台分からない悪ふざけに巻き込まれて、今後、今までと同じような眼差しで観られると思うのか。お前なんぞに観てもらわなくても結構と言われればそれまでだけど、クソ真面目に観ている視聴者に対して、この仕打ちはちょっとひどい。

これだけは本当、聞いてみたいけど、あの「お遊び」に対して「おでこ出してる女の子、声当ててるの佐藤聡美wwwww」みたいな反応をすれば、作り手側にご満足いただけるんだろうか。それってつまり、アニメなんてキャラクターに感情移入なんかしちゃ駄目ですヨってことになるけど。その場その場で適当に楽しんでいればいいってことになるけど。だって、感情移入しながら観てる人ほど馬鹿を見るってことだもの。あんな結末を迎えてしまうキャラクターでパロディをやるなんて、「けいおん」のキャラクターを大切にしてる人たちの気持ちなんてどうでもいいってことだし、それはイコール、「レールガン」のキャラクターを大切にしてる人たちにも冷や水を浴びせかけていることになる。

作り手側からは「いや、そんな深く考えてやったわけじゃないんですが」と言われるかもしれないけど、しかしここまで落ち込んじゃう、どうしようもない視聴者もいるのです。

というわけで、全く自分本位な被害報告としては、俺は「レールガン」11話を観た人の中で世界一のダメージを受けている。どんだけ思い込み激しいんだよと思われるかもしれないが。

あー、けいおんでも観るか。